■データのバックアップについて
【空き容量不足は誰にでも起こり得る症状】
iPhoneやiPadにはストレージ(データを保存できる場所)の容量が最初から決まっており、iPhone7では32GB以上、最新機種では最大1TBとなっています。
スマートフォンがない時代には皆さんデジタルカメラで写真を撮影し、デジタルビデオカメラで動画を撮影していました。それが今では、いつでもどこでもスマートフォンで写真や動画を撮影できるようになりました。そうやって毎日撮影していると、写真や動画のデータ量がどんどん増えて、知らないうちにストレージの容量が少なくなってしまいます。
スマートフォンのカメラは高性能であるため、撮影した写真や動画のファイルサイズが大きくなります。写真1枚が約1~2MB、動画1本が平均100MB とすると、あっという間に1GB の容量を使ってしまいます。そしてこれを保存したままでいると、知らないうちにストレージの空き容量が少なくなり、様々な影響が出てしまうこととなります。
【空き容量不足による影響】
ストレージの空き容量が少なくなると、アプリが突然終了したり、動作が遅くなったりします。そしてiPhone上に警告メッセージが表示されるようになります。
さらに放置しておくと、システム自体が不安定となり、最終的には「リンゴループ」に陥り、iPhoneを初期化せざるを得ない事態にもなりかねません。
ちなみに初期化してしまうと、iPhone内のデータは全て消えてしまいます。バックアップを事前に行っていれば復旧できますが、バックアップを行っていない場合は、大切な写真や動画が消えてしまうこととなります。
このような事態にならないためにも、ストレージの大部分を占める写真や動画は、適宜バックアップを行ってiPhone上から削除し、ストレージの空き容量を10GB以上保っておくことをがとても大切です。
【お持ちの端末の確認】
お客様が使用しているiPhoneやiPadについて、次のとおりストレージの状態を確認することができます。
①「設定」→「一般」→「情報」→「容量」にストレージの容量を〇〇GBと表示されています。
②同じく「情報」→「使用可能」にストレージの空き容量が〇〇.〇〇GBと表示されています。
③空き容量が10GB以上あれば特に問題ありませんが、5GB以下の場合は直ちにバックアップを行い、不要なアプリやデータを削除する必要があります。
④「設定」→「一般」→「iPhone(iPad)ストレージ」に使用しているデータ量の内訳が表示されます。
【バックアップの方法】
ご自宅のパソコンのほか、外部記録媒体(外付けHDD、SDカード等)・デジタルフォトストレージ機器(写真や動画の保存を目的として市販されている製品)に保存するか、オンラインストレージサービス(AmazonPhotos等)を利用することで、写真や動画をバックアップできます。
当店のおすすめは、外部記録媒体・デジタルフォトストレージ機器へのバックアップで、やはりご自宅で保存しておくことが安全性・利便性・経済性にも優れています。
【バックアップの料金】
当店では、「自宅にパソコンがない」「パソコンはあるがバックアップの方法が分からない」「画面が壊れていてバックアップができない」といったお客様のためにバックアップ作業と新しいiPhoneへのデータ復元までを承っております。
●~64GB・・・5,500円(税込)
●128GB・・・6,600円(税込)
●256GB・・・7,700円(税込)
●512GB・・・8,800円(税込)
●1TB・・・9,900円(税込)
※同じ機種で2回目以降のバックアップのご依頼は、2,200円(税込)となります。
【補足事項】
1.データを保存する媒体は、お客様自身のお持ち込みとなります。
2.プライバシーには十分配慮いたします。
3.情報の流出防止には最大限の注意を払います。